研究課題
基盤研究(C)
本研究では、古人骨資料を対象として頭蓋骨形状の三次元スキャンを行うデジタルアーカイブ化を行う。これに基づく三次元的形態解析を進めることで、エビデンスに基づいた出土人骨の欠損部の補完を行いより正確な復顔像の作成を目指す。古典的な計測的手法のみならず、情報工学の技術と歯科医学の知見を融合した学際的新手法による発展を試みる。研究期間の前半は、一次資料のデジタル化を進める。後半は三次元的データ解析を行い、復顔に影響の与える鼻部等パーツごとに類似する個体を検索するシステムを構築する。