研究課題/領域番号 |
23K00945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03060:文化財科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
加藤 義和 名古屋大学, 環境学研究科, 研究員 (50588241)
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研究分担者 |
佐野 雅規 名古屋大学, 環境学研究科, 特任准教授 (60584901)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 年輪年代学 / 酸素安定同位体比 / 弥生時代 / クロノロジー / 樹木年輪 |
研究開始時の研究の概要 |
弥生時代は「水稲農耕の発展と伝播」「青銅器・鉄器の使用」「環濠集落の出現」などの大きな変化が起こった極めて重要な時代であり、遺跡や遺物の年代を特定することには大きな意義がある。本研究では、放射性炭素(14C)による従来の手法では年代推定が困難であった、いわゆる『2400年問題』に該当する紀元前750年から前400年頃(日本では弥生時代前期のほぼ全体に当たる)の考古遺物の年代推定を可能にするため、出土材の年輪セルロース酸素同位体比を用いた年代推定手法をこの時代に適用できるようにする。これにより、弥生前期の様々な遺物について、共伴した木材を利用した年代推定ができるよう、道を開く。
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