研究課題/領域番号 |
23K00950
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03060:文化財科学関連
|
研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 |
研究代表者 |
朽津 信明 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存科学研究センター, 室長 (50234456)
|
研究分担者 |
安倍 雅史 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化遺産国際協力センター, 主任研究員 (50583308)
脇谷 草一郎 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 室長 (80416411)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 覆屋 / 樹脂含浸 / 三次元計測 / 劣化 |
研究開始時の研究の概要 |
日本の磨崖仏でこれまでに行われてきた保存対策の全体像を把握し、その中で代表的な事例として、鵜殿窟における覆屋構築と、岩谷観音における樹脂含浸処理について、ぞれの保存対策の効果を定量的に議論する。具体的には、過去の写真に基づいて処理時点や処理前の形状を把握し、それらと現状とを比較することから、保存対策前の劣化速度と保存対策後の劣化速度とを算出して比較する。そして、それぞれの環境条件などを調査することで、「このような条件下では覆屋構築の効果はこのように評価され、また樹脂含浸処理の効果はこのように評価される」というイメージで、それぞれの保存対策の効果について定量的に検証する。
|