研究課題
基盤研究(C)
明治・大正・昭和初期にかけての教育機関では博物教育が取り入れられていた。そのため、小・中・高校には、標本販売業者から購入した標本が揃えられていたが、これまでその学術的価値を評価される機会がほとんどなかった。本研究では、過去の生物多様性評価に対する新しい切り口として教育機関に所蔵されている学校標本がDNA解析から活用できることを明らかにする。さらに、学校標本の活用方法をマニュアル化することで授業での活用および博物学の裾野を広げる活動を実施することを目的としている。