研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、1920年代以降、日本の地方都市においてこれまで民間や地域住民の共同関係などによって営まれてきた日常生活(身体感覚、行動規範、場所感覚、集団意識、社会関係など)が、新たに導入された物的・社会関係的なインフラストラクチャ―(上下水道、公設市場、町内会、方面委員など)によっていかなる影響を受けたのかを分析することで、日本の近代化の特質や地域的差異(中央と地方)を検討することにある。