研究課題/領域番号 |
23K01071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分05010:基礎法学関連
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研究機関 | 奈良大学 |
研究代表者 |
床谷 文雄 奈良大学, 文学部, 教授 (00155524)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 養子縁組 / 子の福祉 / 特別養子 / 日独比較 / 内密出産 |
研究開始時の研究の概要 |
古来、養子縁組は家や財産の継承者となる者を求める「親のための養子制度」であったが、近代では、親のいない子に親を与える「子のための養子」が制度理念となった。ドイツは1970年代に子と実親との法律関係を終了させる完全養子に転換し、日本も1988年に特別養子を制度化した。2010年代になり、実親との交流を可能とする養子縁組、匿名出産・内密出産で生まれた子の養子縁組、同性婚カップルによる養子縁組など、養子縁組のニーズが変容している。養子縁組をめぐる需要の変化とそれに対する「子のための養子法」の理念の対抗関係を主にドイツを比較対象として比較法的に分析する。
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