研究課題
基盤研究(C)
本研究は、地方自治体の保障責任という新しい議論に着目し、国内外の地域研究に基づいて、新たな最終処分場の選定システムを構築する。目指す選定システムとは、①多様な法主体を選定手続に関与させること、②特に、地方自治体が、自らの保障償責任に基づき、選定に主体的に関与すること、③保障責任を、原発による電力供給を受け入れたことに伴い、原発から生じる廃棄物の最終処分場の選定についても積極的に関与する責任に理論展開することを主な内容とする。