研究課題
基盤研究(C)
本研究は憲法の観点から公衆衛生法制を考察するものである。具体的には、なぜ国家は公衆衛生維持の責務を担うのか、公衆衛生維持の責務を担うとしてもどのような方法があるのか、どの程度自由を制限していいのか、権利侵害に対して司法はどのように救済の任務を果たすことができるかなどについて、感染症の問題を中心に、憲法の観点から公衆衛生法制を考察し、具体的な法制度のあり方や権利救済方法のあり方を提示する。