研究課題
基盤研究(C)
現在社会問題化しているいわゆるカルトによる人権侵害に早急に対応するために、20年以上前の2001年に包括的な反セクト法を立法し、その法律に基づきマインドコントロールによる詐欺罪(無知・脆弱性不当濫用罪)を刑法典に規定したフランスの法制度及び充実した被害対策を研究し、日本に必要な法整備を早急に提案する。現地フランスに足を運び、実際の運用状況、被害対策等を調査する。コロナ過で普及したオンラインの手法も駆使し、出張できない場合にもできるだけ現地の生の最新情報を収集する。研究期間中、精力的に論文を発表し、日本における議論に具体的に資することを目ざす。