研究課題
基盤研究(C)
日本では、2010年代の初めから相次いで家族法改正がなされており、現在も改正作業が進行中である。民法学は様々な立法提案を行っているが、それらは必ずしも十分に立法に作用していない。本研究はその原因を探り、改善策を提示することを目的とする。そのために、現代日本における家族法改正過程の特色を明らかにし、その上で、民法学が果たしうる役割とそのために必要な研究のあり方を検討する。