研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、データ・情報について所有権や所有権に準ずる財産権を認めるべきかどうかを明らかにすることにある。本研究は、この目的を達成するため、データ・情報の利活用および保護について、包括的に―――データ・情報の一部をとらえるのではなく、データ・情報の全体を、その性質に応じて類型的にとらえるかたちで――、かつ、体系的に――民法と知的財産法との評価やルールの整合性を意識しながら――検討するものである。