研究課題
基盤研究(C)
本研究は、明治後期から平成期までの長期間において、経済的後進地域である東北地方を対象として展開された国家的開発政策の政治過程を一次資料に基づいて考察し、東北地方で保守政党支配体制が強固に確立した過程を分析するものである。経済的後進地域への国家的開発政策を独占的に媒介する保守政党支配体制が長期間持続した経過を解明することで、日本民主主義の歴史的特質を明らかにする。