研究課題
基盤研究(C)
本研究は日米豪印間のインド太平洋地域における外交協力の実態を、島嶼国に焦点を当てて調査分析するものである。日本、アメリカ、オーストラリア、インドは自由民主主義、人権、法の支配という価値観を共有する。これらの国々がディエゴガルシア島(英領・米軍による基地貸与占有下にある)、セーシェル共和国、モーリシャス共和国、モルディブ共和国、スリランカ、アンダマン・ニコバール諸島(印)、ソロモン諸島、キリバス、パラオ、チュック(旧トラック)島において、どの様な安全保障政策上の協力をしてきているのかを調査分析し、日米豪印との関係性を「集団的擬似同盟」 であるとの新しい仮説を構築する。