研究課題/領域番号 |
23K01307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
島田 夏美 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 助教 (00897879)
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研究分担者 |
TSE TSZKWAN 大阪大学, 社会経済研究所, 講師 (50881348)
舛田 武仁 信州大学, 学術研究院社会科学系, 准教授 (80725060)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | オークション / 実験 / インターネット広告 / マーケットデザイン / 経済実験 |
研究開始時の研究の概要 |
インターネット広告掲載枠の獲得を巡っては、オークションが用いられている。現実ではインターネット広告は日々の生活に密接になっているにもかかわらず、十分な学術的分析はされていない。 そこで、入札者のもつ情報を統制した経済実験を行うことで、オークションの形態ごとにクリアな行動データを取得し、プログラムやロボットによる入札の影響も把握する。各オークション形態の利点や問題点を比較検証することにより広告主・広告に反応するユーザー等にも最適なオークション形態の提案を行う。
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研究実績の概要 |
本年度は、関連するオークション実験を国際学会等で発表し、論文をワーキングペーパーとして公開した(Serizawa, Shimada, Tse, 2024)。これは、理論的に保証されている性質である耐戦略性について着目した研究である。 本研究課題は、インターネット広告スロットオークションについてのものである。オークションの各制度がもつ理論的な性質についても言及するが、実験による制度間の比較とするべく文献レビューを行った。さらに、文献をもとに実験デザインを開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
文献レビューが経済学のみならず、工学分野等の広範囲におよんでいるため実験デザインに時間を要している。扱われている範囲が広いということはさまざまな分野が注目している研究テーマということでもあるので、実験のデザインには時間をかけるべきと判断したため、進捗としては「やや遅れている」。
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今後の研究の推進方策 |
実験デザインの確定のために対面での打ち合わせを実施し、実験を実施することを目標とする。
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