研究課題
基盤研究(C)
本研究では、世論が支持できる国際社会の実現のために、確実に気候変動が緩和される政策への個人の信念と世論(社会的信念)がどのように変化するのかを理解し、それを気候変動に対する政策的合意に反映させることを目的とする。理論モデル構築において、1. 個人と国家に加えてコミュニティ、2. 社会全体で温室効果ガス排出量が増加から減少に転じる結果を生む世論の閾値、3. コミュニティの社会的圧力、を導入し、ベイズ定理を用いて、事前信念の特性や情報など、個人の信念と世論の変化に影響を与える要因を理論および数値解析を行う。