研究課題
基盤研究(C)
主要な再生可能エネルギーの一つである太陽光発電は独特な側面をもつ。太陽光発電を行う需要家は、発電した電力を自ら需要する「消費者」であると同時に、発電した電力の余剰分を電力会社に供給する「生産者」でもあり、プロシューマー(prosumer)と呼ばれる存在である。従来、経済学において十分に研究されてこなかった対象である。本研究は、プロシューマーの短期・長期における最適意思決定の経済モデルを構築し、電力市場全体の均衡を分析し、プロシューマーに対する最適な料金制度等を検討する。