研究課題/領域番号 |
23K01349
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
中村 保 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (00237413)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 技術進歩 / 労働市場 / 経済成長 / 所得格差 |
研究開始時の研究の概要 |
ほとんどの先進国で、平均所得の上昇と平均労働時間の減少が長期間に渡って観察されている。その一方で、長時間労働と低賃金・低所得の状態にある人々が一定数存在することも指摘されている。これらの事実を説明するために、特性の異なる複数の労働市場からなる経済の動学的一般均衡モデルを構築して分析し、集計レベルでは1人当たり所得の成長と労働時間の減少を伴う均斉成長を実現しながら、非集計レベルでは1人当たり所得が増加せず(低下しながら)労働時間が減少しない(増加している)状態が存在するための条件を明らかにするとともに、長時間労働と低所得の状態を改善するための具体的な経済政策についても議論する。
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