研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では、経済発展における民主主義の役割に着目し、民主主義と経済発展の関係を計量経済学の手法を用いて実証的に検証する。具体的には、(1)民主主義が制度の質に与える効果に関する研究と(2)民主主義が不平等に与える効果に関する研究を実施する。制度の質は経済発展の根本的要因として近年の経済学で重視されており、不平等については2000年代以降の先進国における経済格差の拡大が注目されていることから、いずれも学術的・政策的に重要な研究テーマである。