研究課題
基盤研究(C)
本研究は、民族・宗教・カースト・性別に基づく差別や貧富の格差が著しく、権威主義化が懸念される民主主義国家インドを分析対象として、①さまざまな種類の差別や貧富の格差といった国内の対立要因が混在する中で抗議行動は社会的弱者が政府に政策を訴える手段として有効であるか、②抗議行動は女性やマイノリティーといった社会的弱者も含めて広範な人々にとって利用可能な政治手段なのかについて研究することを目的とする。