研究課題
基盤研究(C)
教育開発は途上国が経済発展を始動する上での中心的政策の一つであり、貧困削減や社会問題の解決が期待されている。本研究が明らかにしようとする対象は、BOP層(途上国貧困層)の教育投資行動の解明と、これをBOPブレークスルー(貧困状態からの離脱)に結実させるための条件や政策の検証である。本研究では、BOP層に最適とされる教育投資の規模やパターンを整理、類型化し、人的資本を蓄積するための教訓や課題を中国の事例から導き出す。併せて、教育BOPビジネス展開の可能性も模索する。