研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、企業・事業所レベルの労働調整や設備投資のパターンを詳細に分析し、その効率性を評価することである。さらに、関連する中小企業政策や労働政策の集計生産性成長率への影響を定量的に分析することを目指す。工業統計調査と賃金構造基本統計調査の個票を接合した雇用者被用者マッチデータを中心に、企業活動基本調査や雇用動向調査などの企業、事業所データを用いて、集計生産性成長率の推移の要因分解や、効率的な配分からの乖離の測定による潜在的な成長余地の定量化を行う予定である。