研究課題
基盤研究(C)
開発途上国では都市化と教育の拡充が着実に進んでおり、都市化と教育拡充が所得格差にどのような影響を及ぼしているかは非常に重要な政策課題である。本研究では、インドネシア、フィリピン、バングラデッシュ、ミャンマー、ヴェトナムなどアジアの開発途上国を対象に、居住地域(都市・農村)と教育の所得格差への影響を同時的・階層的に分析することができる二段階格差分解手法を用いて、複数年の家計調査データにより都市化・教育拡充と所得格差の分析を行う。