研究課題
基盤研究(C)
本研究では現先間の無裁定関係を利用し、日本の株式市場の効率性の変遷を明らかする。とくに、過去の研究で実施した逸脱からの回復に焦点を当てた尺度を利用し、現実的な裁定取引環境を考慮した上で、市場効率性の実態を明らかにする。また、量的緩和政策によるETF買い入れの影響や東日本大震災・COVID-19といった長期の経済ショックの市場効率性への影響についても検証する。