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複数の変革に関する経験の理論的・実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K01587
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07080:経営学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

小沢 和彦  慶應義塾大学, 商学部(三田), 准教授 (30754428)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード経営組織論 / 経営戦略論 / 組織変革 / 複数の変革 / 経営学 / 経験
研究開始時の研究の概要

環境変化への適応について経営学では組織変革(組織の構成要素の変更)を鍵概念として研究が行われてきた。
組織変革に関する既存研究は多様に行われてきたが、既存研究では「過去に組織が実行した『複数の変革に関する経験』」について十分に解明できていないという問題がみられる。
これ踏まえて本研究では、「過去に組織が実行した『複数の変革に関する経験』」がその後の組織変革に与える影響を理論的・実証的に解明することを目的とする。

研究実績の概要

2023年度は、組織変革とダイナミック・ケイパビリティに関する1本の論文が出版された。また、進行中の研究については、その成果の一部を論文としてまとめる作業を行っている。くわえて、別の研究成果の一部については、経営哲学学会第41回全国大会(2024年度)の統一論題で発表する予定である。具体的には、「(仮)組織における複数の変革の関係性」のタイトルで、発表を行うことを想定している。
2023年度はデータセットの構築を本格的に進める予定であったが、いくつかの検討すべき点が生じたため、その作業については慎重に検討を行っている。そのため、データセットの構築については研究の進捗として遅れている。それに対して、理論面での検討は進めることができている。その一部については上記のように2024年度も成果を発表する予定である。
以下では、上記の経営哲学学会第41回全国大会で想定している内容について述べる。組織変革の既存研究では、組織内での複数の変革について部分的に検討されてきた。しかし、これらの研究群では主に組織レベルの経験に焦点があてられており、複数の変革の関係性についてはあまり考慮されていないという限界がみられる。実務においても、テレワークの推進などに伴い、対面コミュニケーションの頻度が減少し、組織内の複数の変革活動の関係性について注視すべき状況である。これらを踏まえ、本発表では上記のテーマに対して複数の理論の観点から発表を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データセットの構築についてはいくつかの検討すべき点が生じたため、その作業については慎重に検討を行っている。それに対して、理論面での検討は進めることができているため、やや遅れているといえる。

今後の研究の推進方策

2024年度は、データセットに関する検討をすすめ、統計的な分析を行う予定である。くわえて、理論面での検討も更に進める予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ダイナミック・ケイパビリティと組織変革2024

    • 著者名/発表者名
      小沢和彦
    • 雑誌名

      三田商学研究

      巻: 66 ページ: 125-136

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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