研究課題
基盤研究(C)
障がいのある人の就労・雇用の推進は、世界的趨勢である。障がいのある人もない人も、働きがいのある人間らしい仕事を実現すべきであり、ディスアビリティ・インクルージョンは、グローバルに共鳴される最優先課題である。本研究では、第1に欧州(フィンランド、ドイツ、スイス、フランス)企業と日本企業の人事担当者へのヒアリング調査を行い、企業の障がい者雇用のあり方を比較する。第2に、障がい者へのアンケート調査を行い、障がい者の認知するインクルージョン,ウェルビーイング,仕事能力を分析する。第3に、以上のことから日欧の文化・制度的相違も比較・分析したうえで、日本の障がい者雇用のあり方を提言する。