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サステナブル企業ブランド形成におけるグリーンウォッシング行動の影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K01647
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07090:商学関連
研究機関広島大学

研究代表者

徐 恩之  広島大学, 人間社会科学研究科(社)東千田, 准教授 (00638421)

研究分担者 高井 愛子  福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(総合グローバル), 准教授 (10898878)
徐 康勲  広島修道大学, 商学部, 准教授 (40907010)
金 宰ウク  広島大学, 人間社会科学研究科(社)東千田, 講師 (50599264)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードgreen washing / green skeptisism / 制御焦点理論 / greenwashing / marketing / 企業行動 / 企業ブランディング / サステナブル
研究開始時の研究の概要

本研究は、環境配慮をうたう企業の宣言と実行の乖離を捉えるGreenwashingに焦点を当て、企業の行動としてGreenwashingを測定する尺度を開発し、サステナブル企業ブランド形成に影響するプロセスを解明することで、真のサステナブル企業ブランド形成における手がかりを得ることを、目的とする。そのため、企業インタビューと共に、新聞記事やSNSの投稿内容をデータ化し、ハイブリッド・テキストマイニングを行い、Greenwashing行動を測る尺度を開発する。そして、日本の製造企業のCSR担当者を対象に、質問票調査を行い、企業のGreenwashing行動と、サステナブル企業ブランド形成の関係と影響プロセスを検証する。

研究実績の概要

今年度は、研究初年度であり、主な目標は次の3点であった。1)green washingに関する研究のレビュー、2)green washingに関するテキストデータの収集及び分析、3)多様な業種に対する企業インタビュー。
まず、1)については、サステナビリティ、消費者行動、企業戦略、CSRといった幅広い研究分野からgreen washingをメインキーワードとして文献を収集しレビューを行った。そこから、企業のgreen washingにより起こりうる諸問題と原因を把握し、中でも、企業のgreen発信に関する消費者のグリーン懐疑主義(環境的な主張またはグリーン製品の環境における成果への疑いの傾向)に焦点を当てることができた。
2)については、日経テレコンをはじめ、公開されている刊行物を対象として、green washingという単語の前後の文章を含むテキストデータを収集し、ハイブリットテキストマイニングをする準備を行った。
3)については、生産財企業(大手ガス会社のESG担当者)と消費財企業(大手飲料メーカーのIR担当者)を対象に、サステナブルな活動状況及び意思決定の流れ、企業におけるgreen washingに対する認識、企業としてgreen washingに対する対策方法、green washingの対策としての企業外部組織との連携状況についてインタビュー調査を行い、その内容は、代表者と研究分担者である高井氏が参加しているサステナブル研究会で発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

概ね目標としている作業を行っており、研究における重要キーワード及び理論について掴むことができた。テキストマイニングの分析に向けてテキストデータを収集しており、分析の途中である。また、それと別途に企業及び消費者を対象とするアンケート調査も進めている。

今後の研究の推進方策

次年度は研究2年目であり、今年度行った研究レビューを論文化すると同時に質問票調査に向けて、概念及びアンケート項目を収集する予定である。また、研究分担者たちと研究会を開き、お互いの研究内容を共有することで、シナジーを得るような試みを行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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