研究課題
基盤研究(C)
本研究では、「キャリア・コンサーンが強い経営者ほど税負担削減に積極的か」に関して数理モデルでそのメカニズムを明らかにし、その後データを用いて検証する。先行研究において、企業の税負担削減行動がその後の経営者のキャリアに影響を与えているという証拠が示されている。もし、経営者の税負担削減行動が自身のキャリアに影響を及ぼすならば、キャリアへの関心が強い経営者ほど積極的に税負担削減行動をおこなう可能性がある。本研究では、「どのような企業の経営者が、キャリア・コンサーンが強まると税負担削減行動に積極的あるいは消極的なるのか」を明らかにする。