研究課題
基盤研究(C)
本研究の概要は、日本において、朝鮮通信使行列再現を実施している民団をとりあげ、民団が再現行列を日韓友好の資源と位置づけ、民団内部の組織(婦人会、青年会等)を再編するとともに、民団外部の多様な主体(日韓親善協会やNPOなど)、並びに韓国(釜山文化財団)と連携しあう過程を明確にしたうえで、それを通じて、民団の存続可能性を見出し、在日コリアンの定住を可能にする要因としての朝鮮通信使の今日的な意味を考察することである。