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地域社会における社会的包摂の過程と諸相:2地域のひきこもり支援の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23K01796
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関岐阜県立看護大学

研究代表者

松本 訓枝  岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授 (90448697)

研究分担者 大川 眞智子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (10253923)
木下 拓哉  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (80974873)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードひきこもり / 地域社会 / 社会的包摂
研究開始時の研究の概要

本研究は、就労・就学しているひきこもり経験者及び彼らがひきこもり状態にあった居住地域の関係機関・団体対象のインタビュー調査により、ひきこもり支援に係わる地域関係機関・団体はもとより、近隣、友人、親族などを含んだ地域住民の対人的関係において構成される地域社会が、どのようにひきこもり支援に関与し、ひきこもり者の社会参加にどのように結びついているかを明らかにする。本研究は、ひきこもり者の社会参加に至る地域社会における社会的包摂の過程から新たな知見を導出し、地域社会でどのようなひきこもり支援が可能かを社会的包摂の点から提案し、地域の社会資源、社会関係を見出し、包摂的な地域社会の創造の実践に寄与する。

研究実績の概要

本研究は、就労・就学しているひきこもり経験者及び彼らがひきこもり状態にあった居住地域の支援関係機関・団体対象のインタビュー調査により、ひきこもり支援に係わる地域関係機関・団体はもとより、近隣、友人、親族などを含んだ地域住民の対人的関係において構成される地域社会が、どのようにひきこもり支援に関与し、ひきこもり者の社会参加にどのように結びついているかを明らかにすることを目的にしている。
2023年度は、ひきこもり経験者対象のインタビュー調査を都市地域、農村地域において実施する計画で進めた。調査では、ひきこもり者の就労・就学といった社会参加の過程と諸相について、地域社会におけるひきこもり支援を社会的包摂との関連から検討するために、就労・就学に繋がったひきこもり経験者対象に調査協力依頼書を郵送し、承諾が得られた対象者にインタビュー調査を実施した。
具体的には、調査の実施に向けてこれまでのひきこもり調査研究を概観し、本研究の目的に即した調査項目について研究分担者と検討を重ね、インタビューガイドを作成した。また、都市地域、農村地域のひきこもり支援に関わる支援機関と幾度となく打ち合わせを行い、調査の目的と方法を共有し、調査の具体的な実施方法などについて検討した。そして、所属機関の研究倫理委員会に、研究分担者とともに検討し作成した研究倫理審査関連書類を提出し、本研究実施の承諾を得た。現在、ひきこもり経験者対象のインタビュー調査を順次実施している段階にある。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ひきこもり経験者対象のインタビュー調査の対象者数が当初の予定人数を見込めず、調査が遅れている状況にある。

今後の研究の推進方策

2023年度に予定していたひきこもり経験者対象のインタビュー調査において当初の予定人数を確保するために、支援機関と協働し進めていく。
また、2024年度は、ひきこもり経験者が居住していた2地域(都市地域、農村地域)の支援機関・団体対象のインタビュー調査を実施し、2地域のひきこもり支援の実態把握を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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