研究課題/領域番号 |
23K01846
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
住田 靖子 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10909401)
|
研究分担者 |
小野 聡子 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (20610702)
堤 雅恵 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80280212)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | EPA介護福祉士 / EPA介護福祉士候補者 / 日本語支援 / 高齢者介護 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、EPA介護福祉士候補者の介護実践場面での日本語での基本的運用力に加え、介護実践に役立つ日本語運用を可能にするために、対象者に応じた個別の日本語支援プログラムを開発することである。介護現場において、候補者は実際にどんな日本語を使用しているか、また、彼らが求める介護場面での日本語や、日本語を使った介護実践にはどんなものがあるかということを明らかにした上で研究をすすめていく。
|
研究実績の概要 |
本研究は、EPA介護福祉士候補者の介護実践場面における日本語での基本的運用力に加え、介護実践に役立つ日本語運用を可能にするために、対象者に応じた個別の日本語支援プログラムを開発することを目的としている。 EPA介護福祉士候補者の介護実践場面での日本語運用の困難にはどんなことがあるかということを調査するにあたり、自身の先行研究から明らかになった、介護記録や申し送りでの日本語の困難に焦点を当てて、まず現状を調査することにした。しかしながら調査を予定している介護老人保健施設では、新型コロナウイルス感染症だけでなくインフルエンザウイルス等への感染症対策が依然として厳しく徹底されており、調査するための施設に入ること自体が難しい状況である。そのため、現状としては、本研究における方法を再検討している段階である。2024年度中に調査を行い、日本語での介護実践において対象者への勉強会や研修等の開催を行い、日本語支援の具体的な方策を検討していく予定としている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
調査を予定している介護老人保健施設において、当初検討していた調査方法で実施することが困難な現状であるため、現在調査対象や方法を再検討している。
|
今後の研究の推進方策 |
現状下での調査が可能な方法で進めていく。2024年度は、日本語運用力における課題を詳細に調査した上で、具体的な日本語支援策を検討し、対象者に実践する予定である。さらにその後の予定としては、運用が可能と判断できるもので、かつ、介護記録や申し送りに焦点を当てた日本語支援プログラムを開発することとする。
|