研究課題
基盤研究(C)
省察的実践は近年ソーシャルワークで重視されているが、省察の構造の曖昧さや実践での現実化の課題ゆえに、その熟達モデルは確立されてこなかった。そこで本研究は、ソーシャルワーカーの省察的実践家としての熟達を支援するために、省察ツールを活用した理論に基づく熟達モデルの開発を目的とする。そのために、①省察的実践家としての熟達プロセスを明らかにし、それをもとに②熟達モデルを導入した省察ツールを開発することにより、省察的実践家としての成長を可視化し、熟達を支援できる方法論を構築していきたい。