• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

18歳以前の逆境体験と若者の自殺リクスの関連に関するコホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K01890
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08020:社会福祉学関連
研究機関聖隷クリストファー大学

研究代表者

大場 義貴  聖隷クリストファー大学, 社会福祉学部, 教授 (20440604)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード無業 / ひきこもり / メンタルヘルス / 不適切養育 / 自殺 / 自殺リスク / 逆境体験 / 18歳以前 / 疫学調査
研究開始時の研究の概要

本邦では若年者の自殺が一向に減っていない。2017(平成29)年の10~39歳(以下若年者)の死因順位の1位は自殺であり、G7の中でも突出して高い。
本研究では、既に研究協力の了承を得ている若年者1,090人に対し、郵送(一部Web)・自記式により、疫学手法を用い①どのような逆境体験(ACEs)が自殺リスクと関連するか解明する ②自殺リスクを調節する因子があるか探索する。
また、自殺リスクを調節する因子があるか探索し、子育て、教育、精神保健医療福祉などの分野及びライフステージ横断の対策を講じていくための根拠を提案していく。

研究実績の概要

本研究は、2016年度 基盤研究(C)「疫学手法に基づくひきこもりの全容解明とRCTを用いた社会復帰支援プログラムの評価」(16K09081)(2022年度終了)から着想した研究である。2023年度は、2022年度までの結果を社会に還元することで、2024年度からの基盤を整えた。
具体的には、本調査を含む、「若者のこころの孤独・孤立に関する研究」の調査に協力して頂いた関係者(約50名)向けの概要報告書「若者のひきこもり等の社会的孤立に関する研究報告書2015―2022(全29ページ)」を作成し、関係者に配布した。また、講演会などの講師として、研究の成果を公表した。①浜松東ロータリークラブ主催:精神科受診者600万人時代の家族みんなのメンタルヘルス~ライフステージに応じた相談支援と連携を中心に~(2023年6月16日)、②聖隷クリストファー大学主催:大学生と考える 不登校・ひきこもりを生み出す社会(2023年10月28日)、③浜松市社協東センター主催:どうするひきこもりその諸相と地域活動者(市民等)の役割~浜松型地域共生社会を目指して~(2023年11月11日)、④住友ファーマー主催:市民公開講座 若者のこころの健康セミナー(2024年3月31日)。
更に研究の手法と知見を活用して、静岡県函南町及び静岡県掛川市の、ひきこもりや若者の孤独・孤立に関する調査のアドバイザーとして関与した。
2022年度までの研究成果を社会に還元することで、基盤を整えることは出来た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2022年度までの研究成果を社会に還元することで、基盤を整えることは出来たが、2022年度から学内の新規プロジェクトの責任者に着任したため、多忙で2023年度は「疫学手法に基づくひきこもりの全容解明とRCTを用いた社会復帰支援プログラムの評価」を中心とした、「若者のこころの孤独・孤立に関する研究」のデータクリーニング等に留まった。

今後の研究の推進方策

2024年度は、先行研究の調査・確認を行い、調査実施に向けた準備を行う。
2025年度は、調査の実施と解析、論文執筆を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi