研究課題
基盤研究(C)
本研究は、刑務所において社会復帰と再犯防止のための従来の教育が適応困難な受刑者のために開発した、動物とのふれあいを取り入れた2種の地域連携による教育プログラムの実践研究である。対象者の犯罪傾向、障がい、疾患、対人コミュニケーション能力に応じた訪問型動物介在介入プログラムを開発あるいは発展させ、実践を行う。対象者のストレスマネジメントやコミュニケーション能力の向上に与える動物介在介入の効果を質問紙調査、行動観察、参与観察を組み合わせて検証する。その結果を踏まえ、両プログラムの効果をさらに引き出すための改良をする。