研究課題/領域番号 |
23K01931
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
後藤 雄太 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 准教授 (90610478)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 優生思想 / 反出生主義 / 生の肯定 / ニーチェ / 障害 |
研究開始時の研究の概要 |
出生前検査の普及や「相模原障害者施設殺傷事件(2016年)」に象徴的に見られるように、近年日本国内においても優生思想的思潮が静かに広まりつつあるように思われる。そうした思潮に対して抵抗し得るようなものの見方を提示することが焦眉の課題となっている。本研究は、現代の優生思想に抗し得るような世界観・生命観・人生観を描き出すことを目的とする。具体的には、先行研究や関連文献を調査することを通して、現代社会における優生思想の特質・背景を解明したうえで、その思想構造と、哲学的伝統における<生の肯定>の思想構造を互いに突き合わせつつ、現代における優生思想的思潮の克服への道を切り開いていく。
|