研究課題/領域番号 |
23K01942
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 城西国際大学 |
研究代表者 |
堀 千鶴子 城西国際大学, 福祉総合学部, 教授 (40316865)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 婦人保護施設 / 女性自立支援施設 / 性暴力被害者支援 / 女性支援 / 婦人保護事業 / 社会福祉 |
研究開始時の研究の概要 |
これまで社会福祉領域において性暴力被害者支援を実態的に担ってきたのは、婦人保護施設であった。しかし、性暴力被害者の婦人保護施設への受け入れや支援には、施設間のばらつきが生じていた。また、性暴力被害者を支援するための制度施策も未整備である。しかし性暴力被害者の安定した生活には福祉的支援が重要であり、社会福祉学は性暴力被害者をいかに支援すべきかを明らかにする必要がある。これらを踏まえ、本研究では、婦人保護施設の特性を活かした性暴力被害者支援体制のあり方について、実証研究に基づき提示する。
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研究実績の概要 |
これまで社会福祉領域において性暴力被害者支援を実態的に担ってきたのは、婦人保護施設であった。しかし、性暴力被害者婦人保護施設への受入や支援には、施設間のばらつきが生じていた。また性暴力被害者を支援するための制度施策も未整備であった。しかし、性暴力被害者の安定した生活には福祉的支援が重要であり、社会福祉学は性暴力被害者をいかに支援すべきかを明らかにする必要がある。これらを踏まえ、本研究の目的は、婦人保護施設の特性を活かした性暴力被害者支援体制のあり方について提示することである。研究初年度にあたる2023年度は、以下の点について取り組み、研究を進めた。 1 文献探索・研究により、性暴力、性犯罪など類似概念を含めて概念整理を行った。 2 婦人保護施設における性暴力被害者が抱える困難の特性・ニーズなどの特定、婦人保護施設における支援の特性などの特定について明らかにするための量的調査実施に向けて、先行研究や調査データを収集し、調査票を作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究目的を達成するため、第一に、文献探索・研究により性暴力、性犯罪など類似概念も含めた概念整理を実施した。さらに2024年度前半に実施予定としている、婦人保護施設を対象とした量的調査に向けて調査票を作成し、実施準備を行った。
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今後の研究の推進方策 |
・婦人保護施設を対象とした量的調査を実施し、報告書や論文にまとめる予定である。 ・量的調査を踏まえ、婦人保護施設の支援特性、連携状況やその課題などをより詳細に明らかにするために婦人保護施設を対象としたインタビュー調査を実施する予定である。
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