研究課題
基盤研究(C)
本研究では、でんぷん性豆の生豆粉末の粒径毎の形態観察およびRS量測定により、高RS量含有生豆粉調製方法を確立することを目的とする。さらに、高RS量含有生豆粉を活用した小麦粉代替食品、たとえば食パン、ケーキ、マフィンや麺などの調製を試みることにより、既存のでんぷん性粉末の代替としての生豆粉末の有効性、有用性を探ることを試みるつもりである。生豆粉によるでんぷん性粉末代替食品の可能性が拡がれば、たんぱく質、高食物繊維、ビタミン、ミネラル等の栄養素摂取に加えてRS量摂取の増加に伴う健康面への寄与や食料供給多様性の確保等の効果が期待できると考えている。