研究課題
基盤研究(C)
摂食嚥下障害への食事からのアプローチは重要課題の一つとされている. 本研究では, 炭酸飲料におけるレオロジーの違いが嚥下活動及び口腔内感覚に及ぼす影響を解明し, 嚥下障害における嚥下運動改善効果を実証することを目的とする. そこで, 炭酸飲料の食品(レオロジー)特性と, 刺激がもたらす筋機能, 口腔内感覚との関連性を経時的に評価する. 得られた知見は, 嚥下困難者への訓練法や食支援としての活用, さらに炭酸飲料がもたらす快の情動の解明が期待される.