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高尿酸血症予防のための食事性酸塩基負荷(PRAL)を活用した新規食事療法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 23K02012
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関静岡県立大学

研究代表者

篠田 由香 (川上由香)  静岡県立大学, 食品栄養科学部, 助教 (10823924)

研究分担者 新井 英一  静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (60325256)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード尿酸 / 食事性酸塩基負荷 / ミネラル / 24時間畜尿 / 実践研究 / プリン体
研究開始時の研究の概要

高尿酸血症は、腎機能障害や心血管疾患の原因となる。食の欧米化(動物性たんぱく質の過剰摂取、微量栄養素の欠乏)は食事の酸性化をきたす。エネルギーやたんぱく質摂取量とたんぱく質源(動物性・植物性)、食品中のプリン体の種類、ミネラル摂取量およびそれらのバランス(比率)が尿酸代謝に与える影響は明らかになっていない。そこで、本研究は、基礎(細胞実験)と臨床(ヒト介入試験)からアプローチし、高尿酸血症予防に有効な食事療法の構築ならびにサステナブルで日本人の食生活を想定した食事の提案につなげる。

研究実績の概要

高尿酸血症は、腎機能障害や心血管疾患の原因となるため、食生活の是正による高尿酸血症の予防は重要である。食の欧米化(動物性たんぱく質の過剰摂取、微量栄養素の欠乏)は食事の酸性化をきたす。申請者はこれまでに、食事性酸塩基負荷の指標であるPRAL値や栄養素組成の違いが尿酸代謝に及ぼす影響を検討し、野菜の付加(PRAL値の低下)により血清脂質や尿pH、尿酸排泄量に改善がみられるが、予想に反し、野菜を付加しても血清尿酸値が増加するという興味深い結果を得た。したがって、本研究では、エネルギーやたんぱく質摂取量とたんぱく質源(動物性・植物性)、食品中のプリン体の種類、ミネラル摂取量およびそれらのバランス(比率)が尿酸代謝に与える影響を明らかにすることを目的とした。
研究当初の計画では、令和5年度において臨床試験(食事介入試験)および細胞実験を行う予定としていたが、産前産後の休暇および育児休業の取得のため、令和5年度中には、臨床試験で使用する試験食組成の検討および細胞実験(炎症関連遺伝子の遺伝子発現解析)にとどまった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

産前産後の休暇および育児休業の取得のため、補助事業期間を延長していた。次年度の復帰後、引き続き試験を遂行する。

今後の研究の推進方策

産前産後の休暇および育児休業の取得のため、補助事業期間を延長していた。研究再開後の研究計画として、臨床試験(食事介入試験)の実施および細胞実験を行うことで、PRAL値およびたんぱく質源(動物性・植物性)やプリン体の種類の違いが、尿酸代謝動態とその他の代謝指標に与える影響を明らかにする。ならびに、食事摂取による血清尿酸値の変動が生体に及ぼす影響を明らかにする。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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