研究課題
基盤研究(C)
本研究は、文部省が政策方針に「医育統一」を位置づけた戦間期の日本において医学教育の二元構造がどうして強化・固定化されたのか、すなわち「医育統一」の理想と現実の乖離がどうして生じたのか、ということを私立医学専門学校の設置と存続の過程に注目しながら一次資料を用いて実証的に解明しようとするものである。