| 研究課題/領域番号 |
23K02089
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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| 研究機関 | 仙台大学 |
研究代表者 |
白幡 真紀 仙台大学, 体育学部, 教授 (70746552)
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| 研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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| キーワード | 停学・退学 / オルタナティブ学習 / キャリア教育 / キャリア・ガイダンス / キャリア支援 / SEN / 特別な支援を必要とする生徒 / キャリアガイダンス / 支援の必要な子ども / イギリス / 移行支援 / オルタナティブ教育 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は、社会的排除や停・退学のリスクの高い、社会や学校に適応しづらい生徒を対象に、彼/彼女がなぜ、いかにして通常の学校からオルタナティブな学習へと移行するのか、そしてその後の社会参画へどのようにつなげていくのか、その移行プロセスにおける地域社会を基盤とする公的支援枠組みを明らかにし、学校から弾かれる(リスクの高い)子どもたちの学習と積極的排除防止の枠組みにおける公共性を「包摂の中の排除」の視座から再検討するものである。
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| 研究実績の概要 |
本研究は、排除の生成メカニズムと学校から弾かれる子どもの学習と支援の公共性の考察のため、イギリス(イングランドを指す)の中等教育段階における積極的排除防止のための学校内外の移行支援とキャリア・ガイダンスについて調査研究を行うことを目的としている。 2024年度は、学校からの一対一個別支援の中心的な役割を担うキャリア・ガイダンスとスクール・カウンセリングの役割に注目し、これらが「誰を対象としているのか」、「必要となった時にどのようにアクセスされるのか」、「どのような形で提供されるのか」という3点を中心に、支援の対象となる生徒や提供枠組みをそれぞれ比較し、「誰が支援から取りこぼされるのか」を検討し、これらのリスクが高いと思われる子どもたちとその課題について明らかにした。 さらに、キャリア・ガイダンスの提供に係る行政・利害関係者等の全体的構図について、2010年以前のコネクションズ(国のキャリア・サービス)下での構図と2014年以降(ナショナル・カリキュラム改訂以降)の構図を全国・地方・学校のそれぞれの段階において比較検討した。学校内外の移行支援において、特に排除のリスクの高い子どもたちをめぐっては、各地域・学校ごとの関係者の連携が欠かせないものとなっている。しかし、この連携のあり方のそれぞれの特徴が異なっており、これが支援制度の変容の態様として重要な点になり得ることを指摘した。 これらの成果について、2度の学会発表と、学会シンポジウムでの発表を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2024年度は、提供に関する全体的構図を明らかにし、そしてこの提供形態から導かれる「支援の手から零れ落ちる可能性の高い子どもたちはどのような子どもたちか」に焦点を当て、政策文書やこれまでの調査をまとめ、学会発表における研究発表等を行った。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度以降は、2024年までに明らかにした知見をまとめ、残された研究課題を明らかにするため、さらに追加調査を行う。特に学校種別の移行支援の課題については十分な検討を行っていないため、この課題を中心に検討および調査を行っていく。
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