研究課題/領域番号 |
23K02150
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 四国大学 |
研究代表者 |
永吉 円 四国大学, 看護学部, 准教授 (40781349)
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研究分担者 |
池内 和代 四国大学, 学際融合研究所, 特別研究員 (50584413)
西岡 かおり 四国大学, 生活科学部, 教授 (60441581)
辻 京子 四国大学, 看護学部, 教授 (60611944)
滝川 つぼみ 四国大学, 生活科学部, 准教授 (20912281)
岡田 佳子 四国大学, 看護学部, 講師 (20912215)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 包括的セクシャリティ教育 / 教育者プログラム / 教育者の困難感 / 性に関する教育 / いのちの教育 / 教育者サポートプログラム |
研究開始時の研究の概要 |
包括的セクシュアリティ教育とは,子ども・若者が,性と生殖に関する健康ばかりでなく人間関係,価値観,ジェンダーへの理解,暴力と安全確保,など年齢に適した知識や態度,スキルを身につけることを可能にするとされ,諸外国ではユネスコや世界保健機関等が発表している『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』によって包括的な性教育が実施されている. 『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』をもとに日本における教育を調査分析し,また同時に教育実践上での教育者の困難感を抽出する.本研究では,調査研究を基盤とした包括的セクシュアリティ教育者サポートプログラムを開発し,実践評価を行う.
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研究実績の概要 |
日本において、若者が知識だけでなく自ら行動できる力を養うことができるための包括的セクシュアリティ教育を目指し、1.包括的セクシュアリティ教育をふまえた小・中・高等学校教育の現状分析 2.包括的セクシュアリティ教育実践への教育者の困難感・課題の抽出 3.『国際セクシュアリティ教育ガイダンス(International Technical Guidance on Sexuality Education)』等に即した包括的セクシュアリティ教育者サポートプログラムの開発・実践・評価 3点を目的とした研究を行う。 2023年度は、【学校教育の現状分析】を2024年度にかけて行うため、現在調査対象学校の無作為抽出を行っている。当初、調査対象校に高等学校も含めて考えていたが、高等学校においては保健(性に関する授業)が実施されていない学校も多い。そのため、高等学校は除外して調査分析を進める方針とした。また、北陸・甲信越は震災及びその復興のため、アンケート調査に回答することが困難な状況も推測される。そのため、調査対象は、高等学校を除く小・中学校のみに限定し、調査範囲も西日本(四国・中国地方・近畿地方・九州・沖縄)とすることとした。調査対象校の具体的な選定方法としては、文部科学省の統計情報(学校コード)より作成しており(公立のみ、国立・私立学校は対象外)、小学校2000校、中学校1000校を抽出作業中である。 アンケートの質問内容は、『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』のキーコンセプト1:人間関係 2:価値観、人権、文化、セクシュアリティ 3:ジェンダーの理解 4:暴力と安全確保 5:健康とウエルビーイングのためのスキル 6:人間のからだと発達 7:セクシュアリティと性的行動 8:性と生殖に関する健康 の8つのキーコンセプトの内容を調査する。既にアンケート用紙は使用可能な状態になっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究目的を達成するための調査対象校の選定の検討に時間を要したことから、当初の計画よりもやや遅れていると判断した。しかしながら、対象校の選定基準、選定方法を決定したため、今後【学校教育の現状分析】調査は順調に進むと考える。
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今後の研究の推進方策 |
小・中学校の対象校の選定を7月中に終わらせ、アンケート調査の準備に取りかかる。12月いっぱいでデータの分析を行い、分析結果を基に、包括的セクシュアリティ教育者サポートプログラムの開発に取りかかる。研究者間での調整会議を頻回に行い、進捗状況の把握、情報交換、研究の推進を図る。
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