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汎用的論理思考力を基盤とした、STEAMコンピテンシー育成プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K02151
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関函館工業高等専門学校

研究代表者

下郡 啓夫  函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (00636392)

研究分担者 藤原 宗幸  広島商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00881004)
平嶋 宗  広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (10238355)
有賀 てるみ (有賀三夏)  金沢大学, 融合科学系, 講師 (40643755)
澤田 陽一  岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (50584265)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードSTEAM / 俯瞰力 / 感情 / STEAM教育 / コンピテンシー / 汎用的論理思考力
研究開始時の研究の概要

文理融合を促進するSTEAM教育では、学習者はその学びにより得た情報を互いに関係づけて構造化し、外化することで学習効果が高まる。また、その内容がSTEAM教育の評価にもつながる。
一方、研究代表者は、これまで汎用的論理思考力、すなわち各教科に共通する狭義の論理的思考力を基盤とする、対話型鑑賞の特性を生かした教育プログラムを開発してきた中で,ハーバード大学大学院が提唱するVisible Thinkingを用いて,その知識構造の外化とメタ認知の促進を試みてきた。
本研究は、汎用的論理思考力の知識構造の外化とメタ認知の促進方法をSTEAM教育に応用し、STEAM教育プログラムを開発を行うものである。

研究実績の概要

今年度は、STEAM教育におけるコンピテンシーとして想定していた教科学力,経験力、俯瞰力に対し,そこに感情を介在させて考えていく必要性を見出した。感情は、感覚刺激の経験を通じて捉えた事象の共通性について思考することで、具体物を抽象化して学習するプロセスである概念形成においてだけでなく,メタ認知にも影響,それが他者との対話における意思疎通の阻害要因にもなり得る。その点で、知的好奇心を起点とするSTEAM教育の重要な要素となり得ると考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

想定しているコンピテンシーに対し、感情面もさらに着目することで、自己・達者の概念形成の違いが見えてくるとの仮説を立てることができ、そこからコンピテンシーの育成方法の1つのあり方を想定することができたため。

今後の研究の推進方策

想定するコンピテンシーの育成について、感情面に着目しながら、その方法論を確立していく。さらにその方法論を元に教育カリキュラムのプロトタイプを設計する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 多重知能理論から見る数学の可能性2023

    • 著者名/発表者名
      下郡啓夫
    • 学会等名
      第23回グラフ電卓研究会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 下郡啓夫2023

    • 著者名/発表者名
      変革を起こす力のあるコンピテンシー ~OECD Learning Compass2030より~
    • 学会等名
      看護学教育シンポジウム+webセミナー
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] STEAM教育及びデータサイエンスの実践について2023

    • 著者名/発表者名
      下郡啓夫
    • 学会等名
      岩手県令和5年度探究・STEAM教育推進事業 第4回STEAM教育推進マネージャー研修
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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