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「沈黙」の教師 ― 教育力を高める職員会議とは ―

研究課題

研究課題/領域番号 23K02152
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関長岡工業高等専門学校

研究代表者

占部 昌蔵  長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 教授 (20530447)

研究分担者 大森 理聡  長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (30707386)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワード職員会議 / 視覚化
研究開始時の研究の概要

学校現場において、職員会議は教育力向上に多くの貢献をしている。しかし、職員会議が、必ずしも教員間の協力体制構築にとって常に役立っているわけではない。昨今、会議の効率化について議論されるが、職員会議中の「沈黙 」の教師の存在はあまり知られていない。職員会議を通じた共通理解や意思決定が阻害されることによって、教育活動が十分効果的に行われないことがある。そこで、この見えざる「沈黙」をアイトラッカーにより視覚化し、効果的な職員会議の共有化を目指す。

研究実績の概要

学校現場の教育力向上に職員会議が多くの貢献をしている 。しかし,職員会議が,必ずしも教員間の協力体制構築にとって役に立っているわけではない。働き方改革が叫ばれて久しい中,会議の効率化についても議論されるが,職員会議中の「沈黙 (心理的 に会議に参加しない行動や思考過程)」の教師の存在が,共通理解や意思決定を阻害し,職員会議を通じた教育活動が十分効果的に行われないことがある。そこで,教師や学校の教育力向上に資するために,この見えざる「沈黙」をアイトラッカーにより視覚化し,効果的な職員会議の共有化を目指す。会議中の教師間(ベテラン教師と若手教師;発表者と聴講者等) の視線や内省の精緻化により,それぞれ何を観察・思考しているのかを文字通り共有化でき,効果的な職員会議が実践できる。また,このような試みは他ではなされておらず, 本研究は,職員会議の効率化,職員会議の形骸化からの改善となる重要な知見を得る可能性が高い。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究実績でも記述したが、コロナ禍等の影響からか学校現場に第3者が入りにくくなったことや、校務における役職に伴い多忙な状態にあり、本研究の遂行に十分な時間を確保することが難しい状況であったため、学校現場での研究が思うように進まなかったことが原因である。

今後の研究の推進方策

コロナ禍等の影響からか学校現場に第3者が入りにくくなってきている中,研究協力者の先生方や学校現場の状況,社会情勢を確認しつつ,研究を進めていくつもりである。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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