研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、出身家庭背景による学力や進学機会の格差(いわゆる教育格差)が生み出されるプロセスを解明することである。東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が実施している親子ペアのパネル調査「子どもの生活と学びに関する親子調査」のデータを用いた縦断的研究を行うとともに、中学生の子どもをもつ母親・父親を対象とするインターネット・パネル調査を実施し、教育格差の生成プロセスにおいて母親と父親がそれぞれどのような役割を果たしているのかを明らかにする。