研究課題/領域番号 |
23K02238
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
守隨 香 共立女子大学, 家政学部, 教授 (40770780)
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研究分担者 |
田代 和美 和洋女子大学, 人文学部, 教授 (80227074)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 保育者 / 語り / 子ども理解 / 省察 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は子どもを理解しようとする保育者にどのような経験が生じているのかという問い、保育者の経験として子ども理解概念を再考することを試みる。そのため保育者の子どもについての省察、保育者間の関係性についての省察を、語られることばの分析、内容の変化の分析により明らかにする。保育者に起きている経験の観点から子ども理解の本質を明らかにしたい。本研究の独自性は、子ども理解とは保育者にとってどのような経験であるかを問うことは、対象理解とは異なる保育者との関係性での子ども理解の解明を目指し、現実の保育者の省察と語りから新たな子ども理解概念の提示すること、新設の保育所を研究対象とする点である。
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研究実績の概要 |
研究対象園に保育観察に通い、観察を実施するとともに観察記録を作成し蓄積した。さらに、保育観察の後で毎回、保育者へのインタビューを実施した。現職保育者に勤務中にインタビューを実施することは、対象保育者全員にはできることではなく、当日の夜間または後日、オンラインでインタビューを行うこともあった。インタビューは録音しているため、テープ起こしをして逐語録を作成し蓄積した。 観察記録およびインタビューの逐語録を資料として今後分析を行うため、現在は資料作成段階である。資料を作成しながら、各対象保育者の語りの特徴をとらえており、どのような視点で分析し得るかを研究分担者とそれぞれに考究しながら資料作成を行い、定期的に協議の場を設けてきた。 現状では、大学で学んだ発達理論を基盤とする子ども理解と、保育者自身との関係性に基づいてみた姿の背景を考究しようとする子ども理解が抽出できるのではないかと考えているところである。具体的な質的分析の視点は、今後の研究分担者との協議で決定し、資料作成を続行しつつ分析作業も併行して行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
保育観察およびインタビューの実施頻度、回数が概ね予定通りに進行しており、分析資料の作成も順調であるため。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き保育観察および保育後の保育者へのインタビューを積み重ね、これまでと同様に観察記録および逐語録を作成していく。また今年度は資料を作成しながら分析作業に入るため、質的分析の視点を定め、資料の読解を行っていく予定である。
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