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幼児の身体活動のメッツ(METs)表および身体活動量推奨値の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K02241
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関びわこ成蹊スポーツ大学

研究代表者

秋武 寛  びわこ成蹊スポーツ大学, スポーツ学部, 准教授 (10736408)

研究分担者 鉄口 宗弘  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (70397793)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード運動強度 / 運動能力 / 身体活動量 / 生活習慣 / 自律神経機能 / 幼児期運動指針 / 酸素摂取量 / 心拍数 / 運動あそび / 鬼ごっこ
研究開始時の研究の概要

子どもの身体活動の習慣は、成人、高齢者になっても引き継がれるとも言われ、幼児期の身体活動は今後の人生の基盤を培うことから、幼児の身体活動ガイドラインを具体的に作成することが急務である。本研究は、幼児の運動能力、日常および様々な生活活動中の身体活動量(歩数、座位行動時間、低強度身体活動時間、中強度身体活動時間、高強度身体活動時間)、生活習慣、ストレスとの関連を明らかにし、身体活動のメッツ(METs)表および身体活動量推奨値の開発を行うことである。

研究実績の概要

わが国では文部科学省が、「幼児期運動指針」で「様々な遊びを中心に毎日合計60分以上楽しく体を動かす」という目標を掲げているものの、具体的な推奨値が設定されていない。子どもの身体活動習慣は、成人、高齢者になっても引き継がれるとも言われ、幼児期の身体活動は今後の人生の基盤を培うことから幼児の身体活動ガイドラインを具体的に作成することが急務である。本研究は、幼児を対象に運動能力、日常の身体活動量(歩数、座位行動時間、低強度身体活動時間、中・高強度身体活動時間、1回あたりの座位行動持続時間、中・高強度身体活動持続時間)、生活習慣、ストレスとの関連を明らかにし、幼児の「身体活動のメッツ(METs)表」の開発を行う。①幼児の様々な生活活動、運動指導、自由遊び中の運動強度および心拍数を明らかにし、幼児の身体活動のメッツ(METs)表を開発する。②運動能力は、運動能力測定を行い、先行研究を基に分析し明らかにする。③日常の身体活動量は、ActiGraphを用いて1週間24時間連続して測定し(入浴、水泳以外)、歩数、運動強度を明らかにする。④生活習慣調査は、生活習慣、生活環境、睡眠などのアンケート調査を実施し、これらを明らかにする。⑤ストレスは、医学でも信頼性、妥当性が得られている自律神経バランス測定器を用いてストレスを明らかにする。⑥運動能力、日常の身体活動量、生活習慣、ストレスは、統計的手法を用いて3年間の縦断的、横断的にこれらの関連性を明らかにし、身体活動量推奨値の開発を行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今年度は、計画のとおり大きく2つの測定を実施した。幼児の①様々な生活活動、運動指導、自由遊び中の運動強度および心拍数、③運動能力、日常の身体活動量、生活習慣、ストレスを測定した。

今後の研究の推進方策

本研究は、幼児の運動能力、日常および様々な生活活動中の身体活動量(歩数、運動強度)、生活習慣、ストレスとの関連を明らかにし、身体活動のメッツ(METs)表および身体活動量推奨値の開発を行うことである。①様々な生活活動、運動指導、自由遊び中の運動強度および心拍数を明らかにし、幼児の身体活動のメッツ(METs)表を開発する。②運動能力は、運動能力測定を行い、先行研究を基に分析し明らかにする。③日常の身体活動量は、ActiGraphを用いて1週間24時間連続して測定し(入浴、水泳以外)、歩数、運動強度を明らかにする。④生活習慣調査は、生活習慣、生活環境、睡眠などのアンケート調査を実施し、これらを明らかにする。⑤ストレスは、医学分野において信頼性、妥当性が得られている自律神経バランス測定器を用いてストレスを明らかにする。今年度は、引き続き上記の調査を実施し、これらの関連性を検討していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] 幼児の運動能力と運動指導中の心拍数および身体活動量の関係2024

    • 著者名/発表者名
      秋武 寛、鉄口宗弘、坂井智明、三村寛一
    • 雑誌名

      教育医学

      巻: 69 号: 3 ページ: 239-250

    • DOI

      10.32311/jsehs.69.3_239

    • ISSN
      0285-0990, 2434-9127
    • 年月日
      2024-02-29
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学生児童における手首および腰部装着時の加速度計ActiGraph の歩数の精度2024

    • 著者名/発表者名
      秋武 寛、鉄口宗弘、三村寛一
    • 雑誌名

      大阪体育学研究

      巻: 62 ページ: 9-17

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 小学生児童の体育授業の有無による日常の身体活動量の比較2024

    • 著者名/発表者名
      秋武 寛、鉄口宗弘、坂井智明、三村寛一
    • 雑誌名

      びわこ成蹊スポーツ大学研究紀要

      巻: 21 ページ: 1-9

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 大学陸上競技中長距離選手におけるランニングシューズとスパイクシューズがパフォーマンスに及ぼす影響2024

    • 著者名/発表者名
      石田淳人、渋谷俊浩、秋武 寛
    • 学会等名
      大阪体育学会第62回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 大学男子陸上中長距離選手におけるメトロノーム、スキップを用いたリズムトレーニングが競技力に及ぼす影響2024

    • 著者名/発表者名
      藤岡成美、渋谷俊浩、秋武 寛
    • 学会等名
      大阪体育学会第62回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 男子大学生における競技引退後の朝食の有無が有酸素運動に及ぼす影響2024

    • 著者名/発表者名
      大杉飛翔、秋武 寛
    • 学会等名
      大阪体育学会第62回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 幼児の足圧中心動揺値と体力・運動能力の関係について2023

    • 著者名/発表者名
      溝畑 潤、秋武 寛、石垣 亨
    • 学会等名
      日本教育医学会第70回記念大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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