研究課題/領域番号 |
23K02259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
藤本 佳子 兵庫県立大学, 看護学部, 客員研究員(研究員) (80425090)
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研究分担者 |
大野 かおり 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (20300361)
森 瞳子 四條畷学園大学, 看護学部, 講師 (70508803)
島村 珠枝 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (30784087)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 発達障害 / スクリーニング / 5歳児健診 / COS-5 / 乳幼児健診 / 行動観察 / COS |
研究開始時の研究の概要 |
各自治体が実施する3歳児健診では、就学後に社会性等に困難さが生じる可能性のある児に気づくことが難しいこと、5歳児健診は軽度発達障害の発見に有用であることが示されている。しかし、5歳児健診は、自治体によって事業展開が難しいことが先行研究で報告されている。そこで本研究では、申請者らが開発した「こども観察シート5歳児用:child observation sheet for 5-year-old children(COS-5)」の簡略版と3歳児健診時に活用できる3歳児版を開発し、臨床での活用に向けた検討を行う。
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研究実績の概要 |
本研究では、全国における現在の就学前の健診での発達のスクリーニングの実施状況や課題を質問紙調査により明らかにし、特に3歳児健診以降の発達障害の早期発見・支援につながる観察項目、申請者らが開発した「こども観察シート5歳児用(COS-5:child observation sheet for 5-year-oldchildren)」の簡略化できる観察項目、保健師や保育士等が実用可能な観察シートについて明らかにすることを目的とする。 2023年度は、文献検討等を基に質問紙を作成し、全国の市町村1744箇所を対象に乳幼児健診の実際と5歳児健診の有無、理由、課題について調査を行った。調査の回答数は、472(回答率27.3%)得られた。今後、調査結果の分析をすすめ、乳幼児健診の実態や課題について整理と検討を進める予定である。また、乳幼児健診が保健センター以外の外部機関で実施されている状況があることから、保健師以外の専門職が活用できる発達障害の早期発見・支援につながる項目について明らかにし、こども観察シート(COS-5)の簡略版と3歳時版の作成に活かす予定である。現在、質問紙調査の分析と並行して、こども観察シート(5歳児)簡略版」と「こども観察シート(3歳児)」を作成するチームを組み、それぞれの観察シートを作成する準備段階である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画通り、全国の自治体への質問紙による実態調査を行い、その結果の分析をすすめているため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、研究チーム(医師、臨床心理士、保健師、看護師)で「こども観察シート(5歳児)簡略版」と「こども観察シート(3歳児)」を作成する。作成したこども観察シート(①簡略版・②3歳児用)について、協力可能な市町村を対象に質問紙やインタビュー調査を行い、臨床で活用可能なシートに修正する。また協力可能と回答のあった市町村において、こども観察シート(①簡略版・②3歳児用)の実際の活用を行い、妥当性の検証と就学前の健診の機会や方法の提言をまとめる。
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