配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究実績の概要 |
1年目は、質問紙調査を行うとしていたが、まず質問紙の作成を行い、調査を行う前の倫理審査を2大学(東京家政学院大学・大阪総合保育大学)にて受審し、受理された。質問紙調査の目的としては、「認定こども園の2歳児クラスから3歳児クラスへの接続期の保育の多様さや困難さの実態を明らかにし、子どもの育ちや学びを支えるカリキュラム作成に向けて考察すること。」であり、.調査研究対象は「園長及び貴園に勤務する3歳児クラス担任保育者」とした。園長への質問項目は、「保育の計画作成の状況、2歳児クラスから3歳児クラスへ移行する時期の保育、家庭的保育等から入園する子どもの配慮等」である。3歳児クラス担任保育者への質問項目は、2歳児クラスから3歳児クラスへの接続期とは、どの時期だと考えて配慮しながら保育をしているか、一日の保育時間のうち、3歳児クラスの保育で、どのような場面で困難さを感じるか、園生活での基本的な生活習慣(食事、排泄、着脱衣、睡眠)による困難さはあるか」等である。 また、先行研究についてさらに議論を深め、学術論文に投稿(査読付)。「中田範子, 大方美香, 神長美津子, 石丸るみ, (2024)認定こども園のカリキュラムに関するシステマティック・レビュー. 乳幼児教育・保育者養成研究第4号, 13-24. (科研費助成)」また、学会発表「認定こども園における2-3歳児接続期の課題Ⅰ」 企画・司会:大方美香、話題提供:中田範子、石丸るみ、山下文一、指定討論:神長美津子 日本乳幼児教育学会第33回研究大会. (2023)、柿沼芳枝, 宮里暁美, 中田範子, 内海緒香, 石倉卓子, 竹田好美, 石丸るみ, 大方美香, 神長美津子,「認定こども園への移行・設置後の成果や課題 ―園長へのインタビュー調査より―」. 日本乳幼児教育・保育者養成学会第4回研究大会(2023)。
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