研究課題/領域番号 |
23K02354
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島文化学園大学 |
研究代表者 |
湯浅 理枝 広島文化学園大学, 学芸学部, 講師 (70828623)
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研究分担者 |
山崎 晃 広島文化学園大学, 学芸学部, 教授 (40106761)
高田 康史 広島文化学園大学, 人間健康学部, 准教授 (80715467)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | リズム系ダンス / 視線計測 / 着眼点の変化 / 学びの深化過程モデル / 創造的活動 / 模倣と創造の両立 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、リズム系ダンスの授業過程とその過程に影響する教師の働きかけを明示したモデルを提案し、児童が何に着眼して知識・技能を習得していくのか、創造的表現の獲得過程でどのような認知活動を行っているのか、に注目して教師の働きかけとの関連を解明していくことを目的としている。本研究では、①視線計測による客観的な指標で児童の着眼点を捉えること、②教師が児童に対して認知的制約を課すことによって創作活動場面のアイデア生成やアイデア試行/修正時に児童がどのような認知活動を行っているのか調査することを行う。さらに、①②を踏まえ修正版学びの深化過程モデルを精緻化することで指導計画作成の指針を提案する。
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研究実績の概要 |
本研究はリズム系ダンス授業において、学習者がどのように知識・技能を習得していくのか、創造的表現が生起する際に学習者は何に着眼して いるか、に注目することで教師の働きかけとの関連を解明していくことを目的としている。 2023年度は研究実施計画に従い、主に次の2点を行った。1)大学生(ダンス非熟練者、熟練者)を対象に、示範モデルの動きを観察する際の視線の軌跡が、学習者のダンス習得レベルによってどう異なっているのかを測定、2)併せて、示範モデルのどこを注視・注目したか、そこに注目した理由などについてインタビュー調査の実施、である。以下にその成果の概要を記載する。 1)視線計測によって得られた身体部位への注視時間及び注視回数についてダンス熟練者と非熟練者で比較したところ、先行研究とは異なる結果を示すものがあった。これが、ダンスジャンルによるものなのか否かについては明らかになっていないため、引き続き検討していく。 2)インタビュー調査の結果、ダンス熟練者と非熟練者は、何を意図してその部位を注視しているのかが異なる可能性が確認された。また、ダンス非熟練者は、ダンス学習経験を重ねることにより、その意図に変化が見られた。 2023年度については研究Ⅰの「学習者の習得レベルと示範モデル観察時の着眼点との関係を明らかにする」ための研究資料の収集をすることはできた。しかしながら、視線計測については、身体部位の注視時間と注視回数のみでしかダンス熟練者と非熟練者の結果を比較できていないため、2024年度以降に身体部位の軌跡を比較することで学習経験が与える影響を検討していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初の予定では、視線計測の結果の分析について、身体部位の注視時間と注視回数に加えて、身体部位の軌跡を比較することで学習経験が与える影響を検討していくことを計画していた。しかしながら、対象者との日程調整が難しく、予定していたスケジュールで実験や調査が行えなかったため、分析開始が遅れている状況である。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度については、2023年度からの継続課題である身体部位の軌跡を比較することで学習経験が与える影響を検討し、その結果をもとに学びの深化過程モデルを修正していく。 また、修正モデル完成後に小学生を対象としたリズム系ダンス授業の計画を作成し、研究協力校において授業実施を行う。
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