研究課題/領域番号 |
23K02560
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
五十畑 浩平 名城大学, 経営学部, 教授 (10610579)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | フランス / 高等教育 / アルテナンス / デュアルシステム / 職業教育 |
研究開始時の研究の概要 |
フランスでは,長い職業教育の歴史のなかで,教育機関での理論的教育と企業での職場実践を組み合わせた「フランス型デュアルシステム」が発達してきた.同制度は,もともと中等教育の若年者向けに発展してきたが,1987年の制度改定を契機に,高等教育の学生が活用する新たな動きが徐々に広がっていった.しかし,とりわけ近年,その動きは一気に活発化し,現在では高等教育の学生が利用者全体の過半数を占めるまでになっている.なぜ近年,デュアルシステムは高等教育機関において飛躍的に発展したのか,その主な要因を,教育界の視座および労働市場の視座の両面から検証していく.
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研究実績の概要 |
フランスでは、長い職業教育の歴史のなかで、教育機関での理論的教育と企業での職場実践を組み合わせた「フランス型デュアルシステム」が発達してきた。同制度は、もともと中等教育レベルの若年者を育成するものとして発展してきたが、1987年の制度改定を契機に、高等教育の学生がこの制度を活用する動きが活発化し、現在では高等教育の学生が過半数を占めるまでになっている.しかしながら、こうした現状にもかかわらず、高等教育における同制度の実態究明はこれまでなされてこなかった.そこで、申請者はこれまでの研究を通して、上記の潮流をつきとめるとともに、実際どのような教育がなされているのか多様な実態を解明してきた。本研究はこうした研究成果を踏まえ、なぜフランスでは、高等教育機関でデュアルシステムが取り入れられるようになったのか、その主要な原因を、教育界の視座および労働市場の視座の両面から検証していくことを目的としている。 本年度は、デュアルシステムのどのような内的要因が契約者数の急増に結びついたかを調べるため、普通教育などに比べデュアルシステムには実際の資格取得や卒業に対してどのような効果があるのかと言った「教育的効果」について考察を行ってきた。今後は、こうした教育的効果がいかにして急増に結びついたのかなどを考察していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
文献調査に加え、現地での調査も行う予定であったが、校務等との都合もあり見送った。
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今後の研究の推進方策 |
普通教育などに比べデュアルシステムには資格取得や卒業にどのような効果があるのかと言った「教育的効果」がいかにして急増に結びついたのかを考察していく。 また、教育行政や法整備と言ったマクロ環境がどのように影響を及ぼしていくかも分析していく。
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